”自社コア・コンピタンス(川上)から顧客が受け取る価値(川下)までの一貫性を構築、修正する。 ”

川上から川下までスムーズにすることにより、出力を最大化する。

通常、川は右や左に折れ曲がっています。これにより、下流で急激な流れはではなくなだらかに海に流れ出ていきます。一方、ダムの放流は、一点に集中して出力を最大化してエネルギーを生み出します。個人、組織の信念、価値観から、組織、行動まで整合することで、パフォーマンスを高め、アウトプット(結果)を最大化します。すなわち、自社の独自領域で解消できる本質的欲求へ、経営資源を矛盾なく周遊させることです。

夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念なき者は計画なし。
計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者は幸福なし。ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。 

渋沢栄一

ストーリー(バリューチェーン)中にハプニングが生じても全体を最適化する。

日本の落語で「風が吹けば桶屋が儲かる。」が有名です。「風が吹いて、目にゴミが入り、三味線屋が増え、三味線の素材である猫の需要が高まり、ネズミが桶をかじり、新しい桶が必要になる。」という一連のストーリで、もし、道路環境が、現代のように、アスファルトならば、桶屋が儲かったでしょうか?各工程の条件、環境が変わることで、結果も変わります。すなわち、目標に対して、各工程を常にアレンジメントすることで、全体のストーリーにアレンジを加えながら、最適化することが可能になります。

一貫(整合)性:バリューチェーンコンサルティング


“自(分)社のコア・コンピタンスで解決できる社会の本質的欲求へ集中し独自領域を構築する。”

投資の神様と称されるウォーレン・バフェットは「価格は払うもの、価値は得るもの」とインタビューで答えています。つまり、価値は、他者が認めて、初めて価値となりますが、その認識するための「見えない価値の源泉」が必ず、自社(分)にあるはずです。それこそが、オリジナルな強み(コア・コンピタンス)として、ユニークな存在としての活動(事業)領域、商品開発、ポートフォリオの起点になるはずです。

自分をもっとよく知る以外の選択肢はない。自分がどんな人間で、人生に何を望んでいるのかをよく知ることが必要だ。 

ユヴァル・ノア・ハラリ

既存の枠組み(フレームワーク)に自分を分類した瞬間、比較が生じる。

学校、職業分類コード、国籍、性別など、我々を識別する方法は、色々とあります。そのカテゴリ内で自分を規定すれば、見えない同調圧力、既存の枠組みで、それらしく振舞います。また、今日のSNS、オンライン・サービスなどのマーケット・プレスは、瞬時に巨大なネットワークを構築し、無意識的に価値の従属性をもたらしてしまいます。

新たな多様性が必要だー生物学的な特徴やアイデンティティを基にした枠組みではなく、世界観や意見をベースとした多様性。 

アヤーン・ヒルシ・アリ

我々は、最初から苦しむ方向をとったから、あとは楽になった。真似をして楽をしたものは、その後に苦しむことになる。 

本田宗一郎

イノベーションは過去から未来への枠組みでは起こらない。

戦略、戦術、差別化というワードは、既存の比較対象が存在して初めて成立します。個人、組織が既存のマーケティングの枠組みから脱却して、本質的欲求に対する価値を提供するストーリーの脚本へ集中していけば、比較の枠組み自体が存在しません。また、変化する前後には、因果関係はなく、転回(パラダイムシフト)することで、イノベーションが起こされます。

自分が得るより多くの価値を創造せよ。 

ティム・オライリー

個別化:非競争領域コンサルティング


“自分自身の本質的欲求から導き出される使命を自覚し、自主的な成長を促す。”

自分自身の本質的欲求を深く洞察、認識することで、目的達成する意義、意欲を明確にします。その上で、目標に対して変えるべき部分と変えざる部分、足りない部分と既存資源を活用する部分とを明確に識別することで、本来、自分が行うべき責務に対して自主的な成長を促します。

持続的に成長するためには、目的と動因、そして、違和感。

目的と目標の違いを明確に認識することの大切さ。

通常、個人、組織には目的と目標の2つがあります。目標を達成するのを目的とすると、長いマラソンで息切れを起こしてしまいます。スポーツの世界で全国大会出場を目指して、というのは良く聞きますが、それは目標で、目的はなんでしょうか?つまり、目的が明確でない場合、目標に届かなかった時、そもそも、目標が変化した場合にモチベーションがダウンしてしまい歩みを止めてしまいます。そして、環境が常に変化することで、目標が変化することは、我々が良く経験していることです。目的を明確にすることにより、モチベーションが持続し、結果的に目標達成の確率が高まります。

変転する状況のただ中で、ひとりの人間が終始一貫性を保つただひとつの可能性は、すべてを支配する不変の目標に忠実でありながら、状況に応じて変化することにある。  

ウィンストン・チャーチル

2. 定期的に本質的欲求の源泉(動因/誘因)を確認することで、成長を促します。

成人になると、一般的に5月に定期検診を受けるので、春の陽気とともに、健康医診断の結果を良くするために運動する方が増えると言われています。それでは、健康診断を毎月にしたらどうなるでしょうか?

持続的な成長を図るためには、目的を明確にするだけではなく、その目的を達成したい自分自身の動因(欲求の源泉)に定期的に向き合うことが肝要です。また、組織が提供した誘因が必ずしも、個人の動因にマッチしていないことも生じます。

過ちて改めざる、これを過ちという  

孔子

3. 整合された組織に不整合を作り出し、組織(個人)に変化を促します。

英語でカウチ・ポテトという言葉があります。これは、ソファーに寝転び、ポテトチップスを食べながらテレビを見続けている状況を指す言葉です。この状態は、明らかに本人とって快適だから継続してしまうことです。

革新的なイノベーションを起こすためには、定期的に、個人、組織の中に不都(整)合を作り出し、変化を生み出す機会を意図的に作り出すことにより、成長を促します。もしくは、既存組織文化に“異物混入”して、組織の弾力性を高めます。

率直な意志の相違は進歩を示す健全な兆候だ。  

ガンジー

成長促進:コンサルティング