他社との差別化を前提とした商品開発を自社の強みと社会の本質的欲求ベースの視点から再定義することで、非競争領域を開拓する。

業種:食品開発

■ 現状&課題:

競合他社とのマーケティング・マトリクスを作成してニッチスペースを探すことを商品開発の基本戦略としていた。ただし、ニッチ領域を開拓しても、資本、販売力で他社が上回っていたため、すぐに模倣されて自社商品開発コストを回収する前に、販売数が下がる悪循環であった。

■ 解決策:

自社の設立が、健康食品の原料仕入れが立ち上げ時のビジネスとして、素材への知見を有していました。ただ、自社の健康素材への知見が、食品開発には当たり前だという認識と、販売店の棚をベースとした競合他社との差別化=「どうやって、同じ商品棚で新たな枠をもらうか?」に注力していました。

そこで、自社の素材への知見が、アンチエイジングの領域であることをセッションを重ねながら発見し、「人間の老いへの挑戦」を標榜し、「老い」という言葉に対して本質的に掘り下げていきました。そこで、40代でも70代でも各年代での老いに対する問題を深掘りして全社員でリスト化することにしました。これにより、自社のアンチエイジングへ知見と、社会的な問題を直接、結び付けることにより、結果的に、マーケティング・マトリクス上での競合領域から脱却した結果、商品ライフサイクルが伸び、また、新たな商品形態として別チャネルでの販売展開を行っています。