1. 目的と目標の違いを明確に認識することの大切さ。

通常、個人、組織には目的と目標の2つがあります。目標を達成するのを目的とすると、長いマラソンで息切れを起こしてしまいます。スポーツの世界で全国大会出場を目指して、というのは良く聞きますが、それは目標で、目的はなんでしょうか?つまり、目的が明確でない場合、目標に届かなかった時、そもそも、目標が変化した場合にモチベーションがダウンしてしまい歩みを止めてしまいます。目的を明確にすることにより、モチベーションが持続し、結果的に目標達成の確率が高まります。

  • 変転する状況のただ中で、ひとりの人間が終始一貫性を保つただひとつの可能性は、すべてを支配する不変の目標に忠実でありながら、状況に応じて変化することにある。  ウィンストン・チャーチル

2. 定期的に本質的欲求の源泉(動因/誘因)を確認することで、成長を促します。

成人になると、一般的に5月に定期検診を受けるので、春の陽気とともに、健康医診断の結果を良くするために運動する方が増えると言われています。それでは、健康診断を毎月にしたらどうなるでしょうか?

持続的な成長を図るためには、目的を明確にするだけではなく、その目的を達成したい自分自身の動因(欲求の源泉)に定期的に向き合うことが肝要です。また、組織が提供した誘因が必ずしも、個人の動因にマッチしていないことも生じます。

  • 過ちて改めざる、これを過ちという  孔子

3. 整合された組織に不整合を作り出し、組織変化を促します。

英語でカウチ・ポテトという言葉があります。これは、ソファーに寝転び、ポテトチップスを食べながらテレビを見続けている状況を指す言葉です。この状態は、明らかに本人とって快適だから継続してしまうことです。

革新的なイノベーションを起こすためには、定期的に、個人、組織の中に不都(整)合を作り出し、変化を生み出す機会を意図的に作り出すことにより、成長を促します。もしくは、既存組織文化に“異物混入”して、組織の弾力性を高めます。

  • 率直な意志の相違は進歩を示す健全な兆候だ。  ガンジー